Nagoya Philharmonic Orchestra

名古屋フィルハーモニー交響楽団

名古屋フィルハーモニー交響楽団

日本有数のオーケストラの一つとして、愛知県名古屋市を中心に東海地方の音楽界をリードし続けている。その革新的な定期演奏会のプログラムや、充実した演奏内容で広く日本中に話題を発信し、“名(めい)フィル”の愛称で地元では親しまれ、日本のプロ・オーケストラとして確固たる地位を築いている。

2023年4月より、名フィル指揮者・正指揮者を12季務めた川瀬賢太郎が音楽監督に就任。現在の指揮者陣には小泉和裕(名誉音楽監督)、小林研一郎(桂冠指揮者)、モーシェ・アツモン(名誉指揮者)、ティエリー・フィッシャー(名誉客演指揮者)が名を連ねている。また2023年4月には小出稚子が第4代コンポーザー・イン・レジデンスに就任。

意欲的なプログラミングの「定期演奏会」をはじめ、親しみやすい「市民会館名曲シリーズ」、障がいのある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年間約110回の演奏会に出演している。

公式サイトhttps://www.nagoya-phil.or.jp/

Kentaro KAWASE, Conductor

川瀬 賢太郎

(指揮/名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督)

2023年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団第6代音楽監督に就任。

1984年東京生まれ。2007年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一などの各氏に師事。2006年10月、東京国際音楽コンクール<指揮>において2位(最高位)に入賞。2011年4月から2019年3月まで名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者、2019年4月から2022年3月まで同正指揮者、2014年4月から2022年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者をそれぞれ務める。卓越したプログラミングを躍動感あふれる演奏で聴衆に届けている。

海外においてもイル・ド・フランス国立オーケストラとの共演や、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オヴ・ルシリンと共演。

オペラにおいても、細川俊夫作曲『班女』、モーツァルト作曲『フィガロの結婚』、ヴェルディ作曲『アイーダ』などを指揮、目覚ましい活躍を遂げている。
現在、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、札幌交響楽団正指揮者、三重県いなべ市親善大使。2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞などを受賞。東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師。

川瀬 賢太郎